日々思うところを徒然に書き記す。
今日は、本当は別の事を書こうと思っていたが、首相が靖国参拝したという事で、これに触れようと思う。
本日の報道は小泉首相が靖国神社に参拝された事に関する内容で大半を占めた観がある。
小泉首相靖国参拝 小泉首相、中国側の厳重抗議に対し不快感示す
小泉首相の靖国神社参拝を受け、中国の李肇星外相は17日、中国駐在の阿南大使を呼び、「外交部声明」とした異例の形で厳重に抗議した。
こうした動きに対し、小泉首相は17日夜、記者団に不快感をあらわにした。
小泉首相は「心の問題にね、他人が干渉すべきじゃないと。外国政府がね、『いけない』という問題じゃないと思ってます」と述べた。
しかし、一方では「日本は、中国や韓国との友好を重視する姿勢に変わりはない。日本は平和国家として、2度と戦争はしない」として、一定の外交的配慮も示した。
http://www.fujitv.co.jp/cgi-bin/rss/fnnnewsFrame.cgi?URL=headlines/CONN00078996.html
人から聞いた話だが、昼のTVニュースよると今の時期の参拝という案は古賀 誠氏の発案らしい。「全国の戦没者の遺族にとって喜ばしいことで、私自身も感謝している」と記者会見で表明した様なので事実だろう。話題を反らし、人権擁護法案や鳥取の人権侵害救済条例の批判をかわす為に提案したか?等と勘ぐってしまうが、ここでは『国内における靖国神社参拝の意味するところ』を考えて行きたい。
先ず、靖国神社の参拝は、『誰が売国奴であるか』を大体明確に炙り出してくれる。今回だけでも
自民党
河野洋平
「できる限り慎重にすべきだと言ってきただけに残念だ。マスコミの世論調査を見ても(参拝が)国民の総意を代表するものだとは受け取れない」
「2国間関係は、前進するというわけにはいかないだろう。
むしろ、また高いハードルができてしまったのではないかと心配している」
加藤紘一
「行くべきではなかった。今まで以上に日中関係がこじれるだろう」
「日中の経済関係にも悪い影響を及ぼす。
国連安保理の常任理事国入りにマイナスの影響があるし、中国での新幹線建設も危なくなる恐れがある」
公明党:神崎代表
「この問題を解決するためにも、戦没者らを追悼する新たな施設の建設に向けて、調査費を来年度予算案に計上するよう政府に求めていく。自民党とは政党が違うのだから、ひとつのことで意見が合わないからといって、連立を解消することにはならない」
民主党
前原誠司
「極めて遺憾だ。
大阪高裁で違憲判決が高裁レベルで初めて出ており、政教分離の原則からも(参拝を)考え直すべき時期に来ている。慎重な対応をしてほしかった」と述べ、無宗教の戦没者追悼施設の早期建設を強く求めた。
鳩山由紀夫
「戦争を賛美するために国が作った施設だという靖国神社の本質を分かっていない。戦没者慰霊は詭弁(きべん)に過ぎず、中韓両国の国民には、日本が軍国主義に染まってきているというメッセージになってしまう」
共産・社民はいうに及ばず。本当に見事に炙り出す。
が、逆に参拝によって『誰が愛国者であるか、保守派であるか』を意味する訳でもない。
前述の古賀 誠という人物自身がそうなである。普段は首相の参拝に否定的な上、日本の国家体制に関わる外国人参政権、そして人権擁護法案を積極的に推進し、憲法改正には反対しているが故に『自民党内社会党員』の異名すら持つ”国賊”だ。
流石にこれは極端な例なのだが、これからはこの手の『エセ愛国者』『エセ保守』は自民党内で増加するだろう。
つまりは、参拝はするが、それが必ずしも自国の尊厳を尊重している行動に繋がっているとは限らない、という事だ。
そこで、今回靖国神社へ参拝した小泉首相の、歴史認識を巡る言動を振り返る事とする。
すると一つの結論に辿り着く。
で、実際に小泉首相がどんな歴史認識を有しているか、ここに紹介する。
先ず、最新のものから。
2005/08/15 内閣総理大臣談話(一部抜粋)
「我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。」
次に、
2001/08/13 小泉内閣総理大臣の談話
「わが国は明後八月十五日に、五十六回目の終戦記念日を迎えます。二十一世紀の初頭にあって先の大戦を回顧するとき、私は、粛然たる思いがこみ上げるのを抑えることができません。この大戦で、日本は、わが国民を含め世界の多くの人々に対して、大きな惨禍をもたらしました。とりわけ、アジア近隣諸国に対しては、過去の一時期、誤った国策にもとづく植民地支配と侵略を行い、計り知れぬ惨害と苦痛を強いたのです。それはいまだに、この地の多くの人々の間に、癒しがたい傷痕となって残っています。
私はここに、こうしたわが国の悔恨の歴史を虚心に受け止め、戦争犠牲者の方々すべてに対し、深い反省とともに、謹んで哀悼の意を捧げたいと思います。
私は、二度とわが国が戦争への道を歩むことがあってはならないと考えています。私は、あの困難な時代に祖国の未来を信じて戦陣に散っていった方々の御霊の前で、今日の日本の平和と繁栄が、その尊い犠牲の上に築かれていることに改めて思いをいたし、年ごとに平和への誓いを新たにしてまいりました。私は、このような私の信念を十分説明すれば、わが国民や近隣諸国の方々にも必ず理解を得られるものと考え、総理就任後も、八月十五日に靖国参拝を行いたい旨を表明してきました。
しかし、終戦記念日が近づくにつれて、内外で私の靖国参拝是非論が声高に交わされるようになりました。その中で、国内からのみならず、国外からも、参拝自体の中止を求める声がありました。このような状況の下、終戦記念日における私の靖国参拝が、私の意図とは異なり、国内外の人々に対し、戦争を排し平和を重んずるというわが国の基本的考え方に疑念を抱かせかねないということであるならば、それは決して私の望むところではありません。私はこのような国内外の状況を真摯に受け止め、この際、私自らの決断として、同日の参拝は差し控え、日を選んで参拝を果たしたいと思っています。
総理として一旦行った発言を撤回することは、慙愧の念に堪えません。しかしながら、靖国参拝に対する私の持論は持論としても、現在の私は、幅広い国益を踏まえ、一身を投げ出して内閣総理大臣としての職責を果たし、諸課題の解決にあたらなければならない立場にあります。
私は、状況が許せば、できるだけ早い機会に、中国や韓国の要路の方々と膝を交えて、アジア・太平洋の未来の平和と発展についての意見を交換するとともに、先に述べたような私の信念についてもお話したいと考えています。
また、今後の問題として、靖国神社や千鳥が淵戦没者墓苑に対する国民の思いを尊重しつつも、内外の人々がわだかまりなく追悼の誠を捧げるにはどのようにすればよいか、議論をする必要があると私は考えております。
国民各位におかれては、私の真情を、ご理解賜りますよう切にお願い申し上げます。」
上記はかの悪名高き「村山談話」を踏襲した上に「これまでの首相在任者のものよりも更に自虐的な論調」という事で大変評判悪い。この談話が真正の保守派から批判される要因となり、またいわゆる「小泉信者」が無視する最大の汚点ともなっている。首相は未だに「8月15日公式参拝」の公約も果たしていないのだ。
因みにこれより前の2001年6月、キャンプデービッドでブッシュ大統領との会談中に
「日本はアメリカによって軍国主義から解放され、おかげさまで民主国家になった」
と語ったという。・・・一国の首相が、こともあろうに祖国の為に戦った英霊に対して、ここまで侮辱出来るものなのか?
最後に、これを一読されたい。
2005/08/02 戦後60年国会決議全文
「国際平和の実現は世界人類の悲願であるにもかかわらず、
地球上に戦争等による惨禍が絶えない。戦争やテロリズム、
飢餓や疾病、地球環境の破壊等による人命の喪失が続き、
核兵器等の大量破壊兵器の拡散も懸念される。
このような国際社会の現実の中で、本院は国際連合が創設以来六十年にわたり、国際平和の維持と創造のために発揮した英知と努力に深く敬意を表する。
われわれは、ここに十年前の『歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議』を想起し、
わが国の過去の一時期の行為がアジアをはじめとする
他国民に与えた多大な苦難を深く反省し、
改めてすべての犠牲者に追悼の誠をささげるものである。
政府は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念のもと、
唯一の被爆国として世界のすべての人々と手を携え、
核兵器等の廃絶、あらゆる戦争の回避、世界連邦実現への道の探究など、持続可能な人類共生の未来を切り開くための最大限の努力をすべきである。」
これも同じく「村山談話」を踏襲した内容となっており、故に安倍晋三、平沼赴夫、西村眞悟といった真正保守派の人間が決議の際に相次いで退席したものである。
率直に言えば、首相は実に一貫した『典型的軽薄な自虐史観の持ち主』で、それ以上でも以下でも無い。少なくとも、歴史観が確りしていない事は上記の各談話を見れば明白である。今日の晩のTVで、首相が特攻隊に触れて語るところを見た。以前には知覧特攻平和会館にて、展示の前で涙を流したと聞く。が、上に掲げたこれまでの言動と照らし合わせると、「特攻隊にだけ感慨深い人間」と言ってよい。言わば単なる「特攻隊マニア」だ。
もっと言えば、この首相は靖国神社の事などどうでもよいのだ。その証拠の一つとして、靖国神社代替施設の検討に触れている事が挙げられる。
何故検討に触れる?真に御国の為に命を賭け、捧げ戦った先人の魂を慰める(慰霊する)のならば、そんな無味無臭なものを創らんでもいいだろう。
要するに、参拝の意義に対する教養はおろか、まるで深く考えた事も無さそうだということだ。
この首相にとっての「靖国神社」とは、特攻隊への自己の心酔の念の昇華と、政略の道具としての場でしか無いのである。
こういう、歴史観、さらに言えば国家観のはっきりしない人物が、果たして百年先、千年先へと国家を保つ方向へ舵をきれるのか、非常に懐疑するところだ。
靖国参拝→中国韓国「反応」→小泉政策面で妥協(なぜかあまり報道されない)
このパターンの繰り返しですからな・・・
中国韓国にとって「反日」で国内を纏め上げておかなければ
国内の不満が溜まってやばいですからな。
とりあえず11月の6カ国協議を見れば今回の靖国参拝の理由がよく分かるでしょう。
ほとんど日本糾弾協議と化すでしょう・・・
http://tk01050.blog27.fc2.com/tb.php/10-901c1b15
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もう一つの「靖国問題」 安倍官房長官が言うように、この施設は、靖国神社の「代替施設」とはなり得ないだろう。また、新たな追悼施設によって、中国や韓国が主張している「A級戦犯合祀」などの問題が「代替」もしくは「解消」されるわけでもない。論点はここにあるはずだ
皇后陛下はお誕生日に際して、宮内記者会の質問に対して文書で回答され、戦争の記憶の継承との関係で、靖国神社のことについて触れられました。 天皇皇后両陛下には、戦歿者追悼については特に御心を寄せられ、本年も、大東亜戦争の激戦地であるサイパンに行幸啓されま..
まさに例大祭。小泉はいつものごとく靖国に参拝し、特定アジアはいつものごとく反発し、国内売国勢力はいつものごとく喚き立てました。そしてブロガーも踊りました(笑)まさに祭と言えるでしょう。 様々なブログの意見を拝見させて頂きましたが、意見の相違はあれど面白か
先日の北朝鮮による拉致事件に関係の疑いのある北朝鮮系施設への家宅捜索をほとんど報道しなかった荒狂放送NHK。小泉的靖国参拝は懇切丁寧に放送するのね。 どこの国の公共放送ですか?| ̄|○
本日、小泉氏は秋の例大祭に合わせる形で靖国神社を参拝した。例大祭参拝は私の持論だが、今日の参拝は全く評価しない。なぜならば、中韓に配慮して昇殿も記帳もない略式の参拝で済ませたからである。よりによって、中途半端に配慮した形での参拝という最悪のことをしてく
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Author:徒然@甲斐田新町
禁断の世界へ踏み込んだ事は、未だに後悔している。