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堺から始まる政界再編 其の壱
 前回からの続き。
 これから中身を具体的に書くが、其の前に基礎知識を提示しないと意味は伝わらないと思われるので、先に幾つか重要な点を挙げておく。

 先ず、行ってきたのは所謂「政治資金パーティ」、の様なものなので、私的な面が強い。来ているのも殆ど支援者だ。
 因みに”様なもの”というのは、金額が金額だけに、大して集金は出来ていないだろうなぁ、という事。

 次に、今のところ、大阪十七区から立候補するのは次の三氏。

 前の衆院選で小選挙区で当選した自民党の岡下信子氏。
 ここから比例復活している、無所属の西村眞悟氏。
 そして、ここに新たに民主党から辻恵という弁護士にして他地区からの前職が立候補予定だ。ちなみに男性(オッサン)である。

 最後に、これが一番のポイントだが、西村先生は(特に民主党時代から)「超党派」で事にあたるのを望み、その結果として、平沼氏と様々な問題・課題に取り組んできた。

 以下は具体的なこれまでの活動の一覧。



■ 2004〜 所謂「拉致議連」で、平沼氏が会長に就任して以降、会長:平沼赳夫 幹事長:西村真悟。以後、集会等で同席も多数。


■ 2005.09以降〜 皇室典範改正に関する問題に備え、超党派議員連盟結成を模索(西村・談)。中心は平沼氏。


■ 2007.06.13 「中国の抗日記念館から不当な写真の撤去を求める国会議員の会」結成。

 会長:平沼赳夫 副会長:西村真悟(他多数)


■ 2007.06.15 ワシントンポストへの従軍慰安婦を否定する意見広告掲載に共に賛同。


■ 2007.11.中旬 北朝鮮に対するテロ支援国家の指定を解除しないようアメリカ政府に働きかける為、共に訪米。


■ 2008.03.20 台湾・自由時報への「台湾の自由と民主化を支持する日本人有志意見広告」掲載に際し、急遽を平沼氏と共に「台湾の自由と民主化を支持する日本国民の会」を立ち上げて呼びかけ。



 こうして見ると二人で色々やってきたのは判るが、しかしこれまでは、飽くまで公的な接点があるだけだった。

 調べた限りでは、私的な接点は特に見られない。
 それが今回、平沼氏は議員個人レベルの支援者の集会にわざわざやってきた。
 それも(本来なら優先して応援すべき)自民党の現職そっちのけで無所属のおっちゃん(失礼)の所に足を運んだのだから、誰だってただ事で無いと思うだろう。
 何より、『これ』がある。
「健全な保守育てる」 平沼元経産相、新党で

 平沼赳夫元経済産業相は1日、岡山県津山市で講演し、新党立ち上げに関し「『期待する』というメールをたくさんいただく」と紹介した上で「格差拡大などおかしい日本を正すには、健全な保守を育てなければならない」と意欲をみせた。

 平沼氏は、自民党の中川昭一元政調会長らと勉強会を近く発足させることに加え、民主党議員の一部とも交流があることを明らかにし「民主党は一枚岩ではない。だれかが橋渡しする必要があり、それが自分に課せられた使命だと思っている」と強調した。

 ただ平沼氏は「性急なのはよくない。明日新党をつくるわけではなく、選択肢はそれ以外もある」と慎重に進める姿勢を示した。

産経新聞 2007.12.1 21:09


 そんな「ただ事でない」予感がする中、集会は始まった。


 まず、当日偶然通りがかったという噂の、堺市長の挨拶。
 流石に偶然近くに来ていただけあって、話の内容が余りにも社交辞令的場違い差が漂う。その為、名前もろとも省略する。

 市長の話が終わると、意外な人物の名が呼ばれ、壇上に現れた。

 「ガソリン国会」で名が知られる様になった、民主党の大江康弘参議院議員である。
 大江氏は、西村先生と公私共に非常に親しいらしく、上記の台湾の広告等で名を連ねている。

 大江氏の話した内容は、非常に面白かった?ので、以下に全て記載する。


 (補足:「・・・」の個所は、聞き取れなかった部分)


 
大江康弘2大江:皆さんどうもありがとうございます。

 眞悟先生の為に、まことに、こうして生粋の、・・・の無いくらい、たくさんお集りいただきまして、ホントに日頃から、弟の様に、、御指導頂いております、一人として、感謝を申し上げたいと思います。

 もう今日は私の様な者の話よりも、御挨拶よりも、平沼先生が、何よりも、御越しを頂いておりますし、西村眞悟先生も、こうして元気で、頑張って頂いております。

 今現在、日本の政治がおかしい原因が、何かわかりますか?
 それは何時までも、平沼先生や、眞悟先生が、無所属でですね、他人事の様に土俵の隅っこにおるからこんなおかしな皆さん日本になってきてると思います!


会場:割れんばかりの拍手喝采


大江:私も、菅さんからもう、レッドカードを頂いておる人間ですからね、


会場:笑いと応援の拍手


大江:受け皿を作って貰わないと困るんですよ。


会場:笑いと応援の拍手


大江:それが、最近は道路族なんて言われてますけれども、朝から晩まで道なんか、ばっかり考えている国会議員なんておりませんよ!

 私は元々、ここ三十年、台湾とお付き合いをしてまいりました。
 平沼会長、今、日華懇(日華議員懇談会)の会長であられますし、眞悟先生とも、何度も台湾へ行って参りました。

 やはり、馬さん(台湾新総統・馬英九)になって、かなり不安を、持っております。

 そういう、我々の、この日本を取り巻く中で、ただガソリンが25円がどうだとか、こんな事ばかりが毎日、取り上げられておりますけれども、まぁしかし皆さん、25円値下げになってこんな値下げ隊なんてこんな馬鹿なものをアレを作ってですね、民主党もダメですよこんな政党に政権取らしたら!


会場:拍手


大江:いやホントですよ。
 まぁ私も元々自民党ですけれども、自民党の場合は大体皆さん、右から左からですね、野球で言えば、あるラインの中に収まってたんですね。
 ところが民主党は違うんですよ。
 ファールグラウンドからまだ観客席まで行ってるんですよね。



会場:笑い


大江:そんな右から左までこんな広かったら。
 しかも日の丸だ君が代だ、こんなものがけしからんという者が、我々の仲間におるんです
 こんな国家間の違う様な、人数の寄せ集めがですね皆さん!政権を握れますか皆さん!?


会場:応援と拍手


大江:ちょっと私は今、日本との関係に大事な、時期であろうと思います。
 ・・・になって、日本の国家の為に、天が求めているんです。時が求めてるんです。
 それが西村眞悟先生なり、平沼赳夫先生であると私は思うんです
が、どうですか皆さん!


会場:拍手喝采


大江:私は、本当に、西村先生を、眞悟先生を愛する、何があったって、支えるんだという、西村ファンの皆さん、私の後援会なんか皆さん、ファンになってくれてるんですけど一週間経ったら皆さん、フアン(不安)になって、


会場:笑い


大江:「お前大丈夫か?」と、言われるんですけど、皆さんは正に西村ファンの、結集であります。
 どうかその思いを、眞悟先生にぶつけて頂いて、平沼先生にもぶつけて頂いて、平沼内閣が出来上がった時には皆さん!


会場:拍手喝采


大江:その時には、、西村先生には二つの大臣、外務大臣と防衛大臣を兼務で、不肖・大江康弘は官房長官!


会場:笑い


大江:まぁ、そんな事を夢見ながら、私は、本当に、日本の将来、眞悟先生と、平沼先生に・・・て頂き、皆さん、どうも、ありがとうございました!!


 こうして、「予感」は「確信」に変わっていった。
 今回の大江氏の話から、平沼氏は民主党の保守派を多分、最低20名程度は自身の方へ引きこんでいると思う。
 後は総選挙次第だろう。

 そういえば、大江氏は最近やたら『造反』に精を出している。

新テロ法案:午後、衆院再可決・成立へ 参院は否決

 今国会の焦点である新テロ対策特別措置法案は11日午後の衆院本会議で成立する。これに先立つ参院本会議では野党の反対多数で否決されたが、与党は憲法59条の規定を適用し、衆院で3分の2以上の賛成で再可決する。参院で否決された法案が再可決されるのは51年の「モーターボート競走法」以来、57年ぶり。与野党の勢力が衆参両院で逆転した「ねじれ国会」下で、新テロ法案は昨年10月17日の衆院提出から約3カ月で成立にこぎつける。

 同法案はインド洋での海上自衛隊の給油活動を再開するもので、同年11月13日に衆院を通過した。10日の参院外交防衛委員会で民主党など野党の反対多数で否決されており、これを受けて11日午前に開かれた参院本会議でも記名投票で反対多数の賛成106票、反対133票で否決された。参院議員総数は採決に加わらない江田五月議長を含め242。自民党議員1人が海外出張していたほか、民主党の大江康弘氏が採決時に議場を退席し棄権した

 衆参両院で議決が異なるため法案はただちに参院から衆院に返付する手続きが取られ、午後1時からの衆院本会議で採決される。憲法59条は、参院で否決された法案も衆院で出席議員の3分の2以上の賛成で再可決できると規定。衆院の定数480のうち3分の2は320だが、与党会派は336議席を保有している。

 一方、民主党の対案も11日の参院本会議で採決され、賛成120票、反対118票で可決された。10日の参院外交防衛委員会では与党と共産、社民両党が反対し新テロ法案とともに否決されていたが、本会議では国民新党や無所属議員が賛成したため可決された。衆院では採決されず、継続審議となる見通し。

 民主党は新テロ法案が再可決、成立しても福田康夫首相に対する問責決議案の提出は見送る方針。首相は成立を受けて国民に給油活動への理解を求める談話を発表する。2月中旬の活動再開を目指しており、石破茂防衛相は11日中に準備を指示する方針だ。【川上克己】

毎日新聞 2008年1月11日 9時13分 (最終更新時間 1月11日 11時18分)

民主から出るのは「造反」や「ぼやき」


衆院本会議で日銀総裁に白川方明副総裁を昇格させる政府案に同意し、起立する民主党席。最奥列右から3人目はうつむいて起立する小沢代表=9日午後0時33分 日銀副総裁に渡辺博史一橋大大学院教授を充てる人事案で9日、民主党は参院の採決時に3人が党議決定に反して賛成にまわり、欠席・棄権も5人で、足並みの乱れを露呈した。ただ、棄権した犬塚直史氏は「棄権のつもりはなかった」と説明した。

 鳩山由紀夫幹事長は同日、記者団に対し、賛成した3氏について役職停止などの処分を行う方針を示した。

     ◇

 副総裁に渡辺氏を充てる案に賛成もしくは、欠席、棄権した同党議員(同党会派で無所属も含む)は以下の通り。(敬称略)

 【賛成】渡辺秀央▽大江康弘▽藤原正司

 【欠席】桜井充▽木俣佳丈▽森田高

 【棄権】犬塚直史▽風間直樹

産経新聞 2008.4.10 00:03

 上の話を聞いた上で、これらの行動を見ると、分裂を誘う為に党上層部を挑発している様に見える。
 既に小沢氏を見限っている、という話もあったが、どうも本当らしい。
 まぁ、ほんとこんな政権取る前から分裂寸前の党に政権取らせてはいけませんよ皆さん(笑)

 (続く)





大江康弘
未来の官房長官
(自称)

大江康弘
道路族議員
(他称)

大江康弘
無謀?な
造反常習者

民主くん
政権交代前に
崩壊一歩手前

西村眞悟
元祖
見限った男

小沢一郎
しょっちゅう
見限られる男

平沼赳夫
拾う神に
なれるか?




▼参照

■  [お知らせ] 5.18 西村真悟 国政報告会

■ [活動報告] 西村真悟「春の集い」

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■ 捨てる神あれば拾う神あり

■ 趨勢決する二つの選挙区
★注意:当ブログ記事では、文章の流れ等によって敬称を省略している場合があります。御了承下さい。
★手に職つけて在宅ワーク!ひっぱりだこのWEBデザイナー
情報を売る!買う!「電脳招き猫」
拙サイト関連書籍の紹介
危ない!人権擁護法案
-迫り来る先進国型全体主義の恐怖

 曖昧な“人権”概念によって不自由社会を招来する亡国法案をメッタ斬り!
これまでの運動の全記録と法案の思想的背景を
徹底批判した待望のブックレット。
 ある日突然、人権擁護委員会から出頭命令。礼状なしの立ち入り調査。
「人権侵害」と決め付けられたら氏名を公表、文句あるなら裁判しろ…
こんな恐ろしい法律がつくられようとしている。
迫り来る先進国型全体主義の恐怖。

 私も出ています(実は)。
テーマ:政治家 - ジャンル:政治・経済
2008/04/13 01:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | pagetop↑ | 政局
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