--------

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-11-27

宮廷公家政治からの脱却を

 また、随分と物騒な事件が起きたな。

【ムンバイ同時テロ】101人死亡200人超負傷 高級ホテルで立て籠もり

このニュースのトピックス:アジア・オセアニア

武装グループに襲撃されたインド西部ムンバイの国鉄チャトラパティ・シバジ駅の現場を調べる警察官=26日(AP) 【シンガポール=宮野弘之】インド西部の中心都市ムンバイ中心部で26日夜、ライフルや手投げ弾を持った武装集団が駅や高級ホテルなど十数カ所を一斉に襲撃する同時テロが発生し、ロイター通信によると、銃撃や爆発でこれまでに日本人ら外国人6人を含む101人が死亡した。負傷者は200人から350人に上っている。死亡した日本人は1人で、三井丸紅液化ガス関東支店課長、津田尚志さん(38)。同社東北支店長の結束達也さん(44)もかすり傷を負ったが、命に別条はない。犯行グループは、特に英米人を標的に襲撃したとみられる。

 PTI通信などによると、武装集団は、タージマハルホテルやオベロイホテルで外国人を含む人質をとって立てこもった。タージマハルホテルでは数人〜45人が捕らえられているようだ。インドの治安部隊がホテルを包囲し、時折激しい銃撃戦が展開される中、同ホテルでは火災が発生し、被害者はさらに増える可能性もある。現場周辺には27日朝、外出禁止令が出された。

 犯行について、「デカン・ムジャヒディン」を名乗る組織が各メディアに犯行声明を電子メールで送った。イスラム過激派とみられるが、これまで同組織の名前は知られておらず、背後関係などは不明だ。


 タージマハルホテルから逃れた宿泊客は英BBC放送に対し、「犯人は米国と英国のパスポートを持っている客を探していた」と話した。犯人らはジーンズとTシャツを着た若者だった。

 最初の襲撃は26日午後10時半すぎ、ムンバイの主要駅であるチャトラパティ・シバジ駅構内に、AK−47ライフルなどを持った数人の男が乗降客に向かって無差別に発砲、さらに手投げ弾を爆発させ、少なくとも10人が死亡した。高級ホテルのトライデントホテルも襲撃を受け、病院やタクシーでも爆発があった。

 また、地元テレビによると、犯行グループは計26人で、このうち4人が警察に射殺され、9人が拘束された。犯行前、インド政府に対し、「イスラム教徒が不当に扱われている」などとする電子メールを送りつけていた。

 ムンバイはインド有数の金融・商業都市で、海外からのビジネス客も多い。人質の中には欧州議会のメンバーも含まれているとみられる。ムンバイでは2006年7月、列車7本の客車内で同時爆弾テロが発生し、約200人が死亡した。

産経新聞:2008.11.27 13:03



 普段、日本で日常生活を送る身としては、この手のテロとは一見無関係に思ってしまうし、実際そう思う人も少なくないだろう。
 しかし、既に日本人の犠牲者も出ている。

 この犠牲者は、日本人が世界各地を飛び回って様々な活動に従事している事の証左である一方、それがこの種の危険と遭遇する確率も明らかに高めている事を我々に思い知らせる。

 つまり無関係では無いという事だ。

 震災なんかと同じで、「明日は我が身」だという事を、頭の片隅に於いておくべき事だろうと思う。

 「テロ」について、日本人が忘れてはならない事の一つに、北朝鮮に依る拉致がある。
 この問題は、我が国が随分前からテロリズムとの戦いを強いられている事を、我々に突き付けている。

 又、インドという国名で連想する事に、最近度々政治問題として取り上げられる、インド洋沖の給油がある。
 インド洋沖を経由して届けられる原油は、トラックや漁船、火力発電所の燃料その他様々な事物に使われている。
 つまり日本の経済を動かすための潤滑油としての役割を果たしているわけである事を踏まえると、日本が国家規模でこの事件と直接の関係があるかどうか、また、これから先の展開次第で関わる事になるのかどうかは判らないものの、インドで起きたこのテロを「対岸の火事」として楽観は出来ない。

 どっかの先生が仰る様に、日本は常在戦場、その只中にある。


 しかし、北朝鮮拉致にせよ、インド洋沖給油にせよ、日本は国家として、問題に取り組む責務をはたしていない。

 拉致については、安倍政権で主要課題として挙げられたが、希望的観測に基づく戦略で結局進展しなかった。悪化もしなかったが、結局安倍首相の突如の辞任とアメリカのテロ支援国家指定解除で、交渉だけでの解決はほぼ不可能となった、と思う。
 というより、安倍政権の終幕は、経済制裁も含めた「対話と圧力」路線の終幕も意味していると見ている。
 だが、これで拉致問題解決の為の手段が無くなるわけではない。
 打てる手はまだ十分ある。

 しかし、それを選択し、実行するだけの決断が出来る人物が今、政権中枢にいない。
 逆に言うと、「いれば問題解決は出来る」のだが、もっとも、航空幕僚長が「日本が侵略国家というのは濡れ衣だ」との主張の文章をひっそり公表していただけで、彼に対して「歪んだ歴史観」だの「危険人物」だの非難ばかり浴びせかけ、些細な、それも別段問題があるとは思えない過去の行いを如何にも凄い問題行為の様に騒ぎ立てて犯罪者扱いし、挙句の果てには公開リンチの様な、それでいて当の本人を呼ぶだけの価値があったのか甚だ疑問の参考人招致を態々やる、軍事に携わる者を不当に抑圧して平然としていられる国では、生殺与奪の絡む決断など期待するだけ馬鹿らしいが。

 どっかの先生曰くの「日本政府は北朝鮮の共犯者である」との主張も御尤もな有様だ。

 給油の方は現在も活動を継続しているが、昨年の参院での野党の反対多数に依る否決で、2,3ヵ月程とはいえ活動中断を余儀なくされた。
 野党第一党の党首はインド洋給油を「国家の重大問題」としてではなく、政局の道具として弄んだわけだ。

 まるで、武士を「令外官」として扱い、その存在を認めなかった公家が中心の政(まつりごと)だ。
 歴史学上、今の時代は近現代だの現代だのと言われるが、その内実は、中世平安時代の如しである。これでは有事の際には対応できない。
 実際、村山政権時代の阪神大震災では、自衛隊は直ぐに出動準備を整えたが、総理を含めて文民は数時間何もしなかった。
 最近問題視された兵庫県知事の発言内容等も考慮すると、今のままなら、確実にアレの繰り返しになる。

 しかし、そんな貴族の政治も終わりつつある。
 終わらせなければ、時代の閉塞もまた続くという事だ。


西村眞悟
どっかの先生

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気blogランキングへ FC2-blogランキングへ ブログランキング
みんなのプロフィールSP

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://tk01050.blog27.fc2.com/tb.php/278-3039cef0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Copyright (C) 徒然なるままに@甲斐田新町. All rights reserved. Template by Underground
FC2ブログ